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2007年11月16日 (金)

解禁!!

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一昨年、昨年、この日は外に出ていたため、市価の倍以上払って店で飲んだなぁ。
それほど飲みたくはなかったが、隣りへ行ったらたまたま販促おねーちゃんと目が合ってしまったので。でも、グラスをはじめ、おまけをいっぱい貰ったので、ちょっと得した気分。店であけても、おまけはくれないからなぁ。一応、ボージョーレー界では有名な人のつくったものらしい。まあしかし、これは、酒として美味しいとか不味いとかいう以前に、私にとっては、甘みのない葡萄ジュースだ。娘が飲ませろ、と五月蝿い。やはり、家で飲むのは考えものかな。

昼過ぎに起きて軽く残り物を食べたら眠くなってしまい、しばし変則昼寝。
今日は6時間授業で帰りが遅かったせいか、娘の帰りが遅く、「どうしたのかな?」と老母に言ったら、「なんのこと? M乃って、誰?」と返答され、よく見たら娘の学習机も電子ピアノもなく、娘が生まれる前の生活に戻っていた、という夢をみた。これはやりきれない。日々の暮らしが辛いと感じたとき、戯れに、若い頃に戻れたらなんて思うことはある。だが、娘がいなかったころの自分に戻りたい、とは思わない。全然いい母親ではないという自覚はある。子供なんて、面倒臭ぇな〜と感じることも屢々だ。だが、娘と過ごしてきた(妊娠中も含めて)この10年間の記憶が、思い出が、すべて消えてしまうなんて、絶対にいやだ。辛いことも多々あったが、その倍以上の歓びを娘から貰っていたのだ。

幸せ過ぎた日々の思い出があまりにも辛いので、せめて彼と出会ってからのことだけでも忘れられたら、と思うことがある。だが、もし本当に一定期間の記憶だけ消去できる機械か薬があったとしても、それほど厳密にその消したい期間を特定できないかもしれない。その場合、娘を産む前の自分に戻ってしまうことも充分あり得る。その危険性を承知しながら、それでもあなたは、辛い記憶を消したいと思いますか? と聞かれたら、「否」と答えるだろう。娘を失ってまで消したい記憶、堪え難いと思う記憶なんてない。
怒りや憎しみ、そして悲しみや辛さは、通り過ぎてしまえばやがて忘れることができる。あとに残るのは、楽しかった、幸せだった思い出だけだ。だから、その日々の思い出に対して消極的になるのはもうよそう。楽しかったことも辛かったことも、全部ひっくるめていまがあるのだし、それが「私」なのだから。しかし、いい年をして、いつまでこんなこと繰り返しているのかね、私は。

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