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2008年7月 8日 (火)

七夕

今年は、これまで恒例だった、娘制作の(観葉植物)七夕飾りはなし。なんだか少し淋しいが、娘も4年生になり、友だちとのつきあいやらなにやら、いろいろ忙しいのだろう。子供っぽいイベントには、そろそろ興味を失う年頃なのかもしれない。とうとう今年から携帯(PHSだけどね)も持たせることになったし。

七夕の夜に髪を洗うと、女の子は幸せになれる、というのは一体どのあたりの言い伝えなのだろう。七夕の夜には素麺を食べる、というのはよく聞くが。数年前、七夕を題材にした短編を書くために、中国の民話を調べたところ、いろいろ面白い異説があることを知って驚いた。その中の一つに、織姫は、実は、下界におりてきて川で水浴びしていた天女の一人で、牛飼いの若者に羽衣(みたいなもの)を隠されちゃったがために天に戻れなくなり、やむなく牛飼いの妻となった、と言うのがあった。天女の織姫は娘と息子を一人ずつ生むが、どうにか牛飼いを懐柔して羽衣の在り処を聞き出し、それを纏って天に舞い上がる。牛飼い親子は慌ててあとを追う(人間の牛飼いがどうして天に昇れたかについては一応伏線があるのだが、面倒なので、ここでは割愛)。クライマックス、逃げる織姫と、それを捕らえようとする牛飼いの死闘は圧巻なのだが、結局は神仙の仲裁がはいり、天の川を挟んで、その西と東に住む、ということで決着。また、二人は年に一度、七月七日の夜に川の東側で会うことを約束させられる。その際織姫は、牛飼いが一年間ため込んだ汚れ物の丼を全部洗わなければならないことになっている。年に一度の逢瀬などというロマンティックなものではなくて、織姫にとっては、ため込んだ家事をこなすための夜なのだ。しかし、丼を全部洗い終えると世が明けて、織姫はまたもとどおり、自由な一人暮らしをエンジョイできる。毎日ちまちました家事に明け暮れて一年を過ごすよりは、よっぽど楽しい人生かもしれない。してみると、七夕の夜に髪を洗うと幸せになれる、という言い伝えは、或いは、この話の天女の水浴びあたりからきているのか、と思ったりもする。
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そして私は、本日七夕の夜、美味しい牛肉をたらふくいただきました。
先日夏風邪疑惑の折には一人で鰻を食べてしまったし、その前日のバースデーには串揚げをご馳走になってるし、今夜はレッスン仲間の決起大会(?)で大焼き肉大会だったし・・・・。緊縮財政を謳っていながら、自分ばっかり贅沢していて申し訳ない。申し訳ないから、娘には、明日も、大好物のママの玉子焼き(ラーメンスープ味)を作ってあげることにしよう。

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